【MUPカレッジ Week 2】私たちは、自己改革を起こすか、絶望的な未来に進むかのどちらか。
みなさん、こんにちは。hiikun03です。
このブログでは、『MUPカレッジ』で学んだことをアウトプットしていきます。
さっそくですが、私たちは将来のためにスキルを身につけなければなりません。
それは、なぜか?
私たちは、このwhy?(なぜ?)を知らないと、何かを始めても続けることができない、危機感を持つことができない生き物。
本記事では、MUPカレッジのweek2で学んだ『なぜ、我々はスキルを身につけなければならないのか?』についてご紹介します。
突然ですが、皆さんは「これからも国や企業が我々の生活を保証してくれる。大手にいれば安心。」と思っているでしょうか?
もしそう思っていたり、「何とかなる。」「まだ大丈夫。」など思っていたら大変危険です。
結論から言うと
『数年後、会社で働いてる人々(サラリーマン)は必ずクビになり、スキルがなければホームレスになって』
いきます。
いきなり怖いことを言いましたが、なぜこんなことが言えるのか。
今日はその理由について大きく3つに分けてお話します。
一緒に一つずつ紐解いていきましょう。
- 国にも企業にも頼るな!誰もあなたを守ってくれない時代へ
昨年2019年、みなさんも麻生大臣が「老後に3000万が必要」発言をし問題になったのをご存知だと思います。
これをわかりやすく言うと、
「将来、年金が払えなくなるから皆さん老後までに3000万円貯めといてね!よろしくね!」
というもの。
そしてさらに、国は企業に対して「定年雇用努力」を義務化しました。
この「定年雇用努力」もざっくり言うと、
「国は将来、国民の面倒が見れないから企業が面倒見てねー。」
というもの。
それに対して、企業や会社はどう思ったのか。国の発言を聞いて、トヨタ社長と経団連会長は...。
「終身雇用は難しい。」と発言。
こちらもわかりやすく言うと
「いやいや、我々(企業)も面倒みるとか無理やし。汗」
ん・・・?ちょっと待って?
- 企業も老後ギリギリまで働かせてくれない
- 国からは年金もらえない
- そして老後までに3000万貯金しろ?
えっ、やばない(・・;)?しかも・・・。
奥さんや子供もいて、両親の介護もあって、家も車も、教育費や習い事、その上で自分の老後もあって、3000万貯めなきゃあかんのでしょ?
えっ、無理ゲーやん。もし、3000万ためられなかったら?
そう、私たちはホームレスです。
さらにもっと怖いことを言うと、
今、フィリピンではお金のない老人が国から守ってもらえず路頭に迷い、病気で死んでいってるという状態。
日本もそういう時代が目の前まで迫ってきています。
やばいです。我々の未来、本当にやばいです。
- 外国人雇用により賃金が上がらない、日本人の価値が下がってきている!?
皆さんは、外国人がコンビニなどで働いているところを見たことはないでしょうか。
最近では、都内のコンビニなどに行くと外国人を見かけることが多くなりました。
これは、外国人の雇用が少しずつ広がってきていることが理由ですが、数年後にはこの外国人たちはコンビニに止まらず、企業の戦略室まで入ってくると予想されています。
それにはいくつかの理由があります。
理由①:国産うなぎは扱いが面倒。中国うなぎは安いし簡単だから。
企業からすると、私たちはワークライフバランスと言ったり、ブラック企業と言ったりなどなどとても扱いずらい国産うなぎのようなもの。
その一方で、外国人は日本に出稼ぎにきているので文句を言わずしっかり働き、しかも賃金が安い、とても扱いやすい中国産うなぎなのです。
理由②:落ち込む市場に海外展開急速。経営陣の思考も外国人。
今、日本では少子高齢化がどんどん進んでいます。そんな中でおばあちゃんたちは車や家はもう買わないですよね。買うものと言ってもスーパーでのお買い物くらいで、それに伴い日本の消費が減り景気はどんどん下がってきています。
もしあなたが企業の経営者だったら、そんな消費が少ない地方にはお店を出さないように、今日本の企業の多くが海外への展開を考えており、経営陣の多くが外国に目を向けるようになってきています。
では、経営陣が外国に目を向けた時何を欲しているのか?それはグローバル人材です。
理由③:日本にグローバル人材がいない。
では、このグローバル人材とは何なのでしょうか?
グローバル人材とは、外国語が話せるとか英語が話せるとかそう言うことではありません。
グローバル人材とは、「仕組みを作れる人たち」のことです。
MUPカレッジの講師・竹花さんが、フィリピンの日本料理屋に行った時の話です。
そこのマスターは、ほとんど英語が話せないのですが、従業員はお客さんの注文をスムーズに受け、会計も間違えることなく、しっかり利益をあげていたと言います。
所謂これが、「仕組み化ができている」という状態。
たとえ英語が話せなくても仕組みさえ作れれば利益があげられる。そんな中で上記でも書いたように、日本人には仕組みが作れる人がいない。
つまり、日本企業は仕組みが作れる外国人を雇いはじめ、我々日本人は外国人にどんどん仕事を奪われて行くということです。
このことから、日本企業は安く優秀な外国人を雇う→日本人の価値はどんどん下がる→結果、日本人は解雇・いらない。ということになっていくのです。
- AIというライバル。株主は私たちを知らない、だから機械化されれば不要。
近年、皆さんもメディアでAIが仕事を奪うというのを目にします。
ここで一つ良い例があります。
それは、産業革命時代。当時、布を作るのも手作業でしていましたが、とても景気がよかったのでたくさんの人を企業は雇用していました。
そんな中、機織り機の発明され画期的に効率が上がり、生産性も上がりました。
しかしその一方で、機織り機の普及が進み、景気が良い中でも生産性が高くなったので従業員が必要なくなりたくさんの人々が解雇されました。
ここで、「そんなのひどいじゃないか!」「血も涙もないじゃないか!」と声が聞こえてきそうですが、企業としては解雇せざるをえないのです。
皆さんは「株式会社」という言葉をよくご存知かと思いますが、 この「株式会社」とは誰のものなのでしょうか?
株式会社とは「社長のものではなく、株主のもの」です。
株主は、パソコンの前でパチパチ数字で遊んでる人々。彼らは景気がよかろうが悪かろうが、効率がよく生産性が高く、儲かるのであれば、会社がどれだけ従業員を抱えていようが、その人たちに家族がいようが、子供がいようが関係ないのです。
もし、会社の社長に家族や子供がいるのがよくわかっててみんなを雇用していたい、助けてやりたいと思っていても
株主が「クビ切って」と言えば、社長は解雇せざるをえないのです。
つまり、機織り機が現代でいうAI。AIが入ってきたらスキルがない人たちは容赦なくクビを切られるということ。
あと、数年。いやもう目の前まできています。
- まとめ
以上のことから、まとめると、
現在
- 国:老後に3000万貯めといてね。あと、面倒見れないから企業よろしく。
- 企業:いや、日本人扱い面倒だし、スキルがない人なんて見きれないよ。
- 私たち:まあ、大手にいれば安心でしょ!飲みに行こう!
数年後
- 仕事:スキルがない。ホームレスになるから外国に出稼ぎに行かなきゃ。
- 家庭:お金がないから結婚できないよ。子供も作れない。
- 財産:家も車も買えない。一生賃貸のアパート。
- 介護:親の介護どうしよう。老人ホームなんて無理。
- 老後:3000万貯めないと。
となります。
今回のブログはとても怖かったですが(私も書きながら怖かったです。)、必ず来る未来。これを避けるためには、やはりスキルを身につけなければなりません。
国も企業も誰も守ってくれない。妻や子供、両親を守れるのは自分だけなのです。
私たちは、今自己改革を起こすか、絶望的な未来に進むかのどちらか。です。